aliexpressで購入した1000円ぐらいのワイヤレスイヤホンのレビュー
先日、友人とワイヤレスイヤホンについて話をしていました。
友人の「池袋の〇〇電機でポイントがついて、3万円しないで買えた!」という発言に、私は思わず大声をあげてしまいました。
「えぇ!そんなに今高いの!」
というのも、私は、読書に専念すると決めてから、外出時は暇さえあれば読書に励んでいて、家では有線のイヤホン(1000円のもの)で音質的にも満足していたからです。
そこで思い出したのが、以前に中国から、1000円~2000円ぐらいのワイヤレスを購入していたことです。
先に言ってしまうと、1000円程度のワイヤレスでも、きちんと動作はしますし、パッと見て人からは安いかどうかなど分かりません。
私が、以前に買ったのはlp40という、一番アリエクスプレスで売れているものです。
*中国の通販サイトから購入すると非常に安いワイヤレスイヤホンたち
air podに見た目もよく似ているワイヤレスイヤホンが、大体1500円ぐらいで売られています。
音楽経験者なら、必ずスタジオで目にするMarshallのイヤホンも妙に安価で売られています。レビューも良いため、気になってしまう方もいるかもしれませんが、いわゆる癌品の可能性が高いのでやめておいた方がいいと思います。
他にも、探すといくらでも色々なものが出てきます。画像や説明を見ると、お買い得な気もしてしまいますが、一体どうなのでしょうか?
*数万円のワイヤレスイヤホンと同じところ。
ケースに入れると充電が出来る。
携帯との設定は楽で、2回目から自動で認識してくれる。
人からはワイヤレスを耳に着けているという認識をされる。
仕組みは一緒なので、はじめてワイヤレスをお使いになる場合は、高いものだろうが、安い物だろうが、線がなくて聞けるという喜びも変わりません。
*買ってから半月で壊れてしまう。
しかしながら、そう甘くないのが人生です。みた感じは同じようでも、安物買いの銭失いになってしまう可能性が付いて回ります。
私の場合、特に荒っぽく使っていたわけではありませんが、毎日数時間の使用で、大体2週間ほどで、片耳から音が聞こえなくなりました。
原因は、充電ができないからで、綺麗にふきとったり、接点復活剤をかけたり、色々と試しましたが、直ることはありませんでした。
ただ、同じく中国からの輸入品を使っている知り合いは、数か月使っていて壊れていないということでしたので、個体差は大きいのかな?と思います。
*購入を考えている方に知っておいてほしいこと。
私は、宗教でも思想でも異端視された人たちに惹かれるところがあるせいか、こういった製品も、シェアナンバーワンではないものを試したくなる癖があります。(今回は、激安ワイヤレスというだけで異端なので、異端中の異端を探すことはしませんでした)
そして、その中には、プロモーションが下手であったり、会社の規模がまだまだ大きくないだけで、技術的には優れていたり、これから伸びると感じる製品も多いので、面白みがあったり、反対にがっかりするときもあります。
ワイヤレスイヤホンを中国から輸入してみたいと思っている方に知っておいてほしいのは、先も書いたように、まず、すぐに壊れたり不具合が生じる可能性があること。
次に、Bluetoothが安定せず、ノイズが混じったりする可能性があること。
そして、音質がやっぱり軽いというか、ザラっとしていること。
ストレスフリーではないことを、どう捉えられるか?にかかっています。
1500円出せば、優先で普通に問題ないイヤホンが買えます。(私が家で使っているのは、数年使っても壊れません)
同じ値段なら、優先のが確実に長く使えると感じます。
それでも、ワイヤレスを買いたい理由があるのなら、物は試しで買ってみてもよいのかなと思います。
*実は、メルカリでも売られている。
アリエクスプレスは、早いところだと一週間で届きますが、遅いと、1か月以上かかることもあります。私がLP40を買った時は、発送までは数日、届くまでいれると4週間ぐらいかかりました。
しかし、値段も大して変わらず、メルカリで新品を出しているかたがおられます。
LP40 とか検索すると、アリエクスプレスで買えるのと同じものが出ています。
すぐに欲しい方は、国内でも同じものが買えるというわけです。
*ワイヤレスは、数万円出さないといけないの?
冒頭でワイヤレスについてお話しした友人は、軽音楽部に所属していた過去もあったり、音楽や音にはこだわりが強い人です。そのため、高くても良い物を買うのが当然という判断基準でした。
それに比して、私は、音楽活動も長く続けていて、protoolsでのプログラミングや、マスタリングなどの処理も、音源制作の中で行っていました。これだけ聞くと音にうるさそうですが、自らの作る音楽はバランスを気にしますが、音楽から離れた今、アナライズをすることもなくなり、各楽器の音が鮮明に聞こえなくても全く気になりません。
結局、こだわりの領域であり、私は、新作の一番高いのを買うかどうかは、どちらでも良いことだと思っています。
実際に、今私が使っているイヤホンも、なんと6000円で購入したものです。
3万以上のものと比べれば機能面で劣りますが、音楽を楽しむための基準は満たしていると思います!
それについては、また記事にいたします。